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2006年7月20日 (木)

custam firmware(カスタムファームウェアby Dark Alex)!!

2006.12.20 13:40 記事分割
2006.07.24  アンインストーラーの記事追加

朝からM;I Ⅲ見たよ~!!おもしろかった!!寒かった!トイレ行きたかった!!久々に時間を忘れさせてくれた映画だった。次から次へと展開していくし、だからと言って無理矢理でも無く、あっちゅー間の二時間だった。ミッションの制限時間が48時間だなんてCMでは言ってるけど劇中では残り時間の表記がある訳でもなく、制限時間に追われる緊張感は無かったかな。最後の方で間に合うかどうかの展開見せるけど、そこだけ制限時間意識させてもね。あと48時間だって言われてから、気付けばもう残り二時間になっちゃう。46時間分は制限時間の事はすっかり頭になかった。制限時間に対する緊張感が無かったってだけで、話し自体はおもしろいから。制限時間を気にせず楽しんで下さい(笑)

映画観てるからカスタムファームウェア(以下CFW)の検証が遅れるんだよね。帰ったら始めりゃいいのに、今度は麻雀牌の塗装。なんで塗装?って、クリアなんだもん。牌が。スケスケで図柄が丸見え。九種九牌が四枚ずつでしょ?その内一組だけ塗装済み。残りはラッカースプレーで塗装だよ。手間かかるったらありゃしない。

そんなこんなでCFWです。やっと本題です。
CFWはその名の通りファームウェアをカスタムしちゃうんです。使い易い様に。窓の手みたいなもんですね。すでに何種類かリリースされてますけど、その中で最初に登場したCustom Firmware Proof Of Concept For PSP 1.5 Firmware(by Dark_AleX)を使いました。

その機能は…
1.KXploitを使わずEBOOT.PBPファイルを起動する(launching)[FW1.00用の、二つ目(second)の重複(duplicate)フォルダの無いEBOOT.PBPファイル]
KXploitとはFW1.00用のEBOOT.PBPファイルをFW2.00用に変換するツール
2.破損ファイルアイコンを隠す
3.起動時(start-up)にSCEのロゴを飛ばす(skipping)。
4.起動時にUMDの自動起動を無効化(disabling)
5.起動時に直接iR Shellの様なアプリを起動する。
6.不良フォント~などがフラッシュに書き換えられるより前にそれを持ってたら、ダメージを受けたPSPを修復(recovering)。

わかりりづら!!直訳するのはかなり無理があるか…。英語の勉強になると思ったけど…。
以下、要約(もち語学力に欠ける管理人が頭ひねって要約)
1.KXploitを使わずFW1.00用の分割されて無いEBOOT.PBPファイルを起動する
Fw100fw150

左・FW1.00用 右・FW1.50用
2.XMB破損ファイルアイコンを表示させない
Cfw_

左・下に破損ファイル表示
右・破損ファイル表示なし。
3.PSPの電源入れたらSCEのロゴをすっ飛ばしてイキナリXMB!!
4.UMDをPSPに入れた状態で電源入れた時にUMD自動起動する機能を無効化する。
5.PSPの電源入れたらXMBじゃなく直接アプリを起動
6.これさえインストールしとけば、あとでPSPダメージ受けても修復しちゃう。


このツールには別でアンインストーラーが用意されています。CFWをPSP標準のFWに戻す場合はそちらを利用します。アンインストーラーには二種類(UnflasherとUndo)ありますが、二つに差異はほとんどありません。こちらで両方とも使用してアンインストール出来るか確認しましたが両方共に無事アンインストール出来ました。

*Custam Firmwareが起動するのはFW1.50のPSPのみです。FW2.00以上であれば起動しません。
PSP本体のFWの確認方法は公式サイトの
「PSPのシステムソフトウェアのバージョンの確認方法は?」

のページを参考にして下さい。


<準備物>
Custom Firmware Proof Of Concept For PSP 1.5
Custom Firmware UnFlasher For PSP 1.5 Firmware
Custom Firmware Undo For PSP 1.5 Firmware
三つとも同じサイトからダウンロード出来ます。
*このサイトはダウンロードするのに登録が必要です。無料なので今後の為にも登録しときましょう!
登録方法は
PSP激裏活用法!!さんのPSPinfoのページを参考にして下さい。非常に解り易いです。

<バックアップ>
何事もまずはメモリースティック(以下MS)のバックアップ。いつ、どのファイルが破損するかわかりません。マメにバックアップしましょう!

<インストール>
1.ダウンロードしたファイルを解凍して出来たフォルダの中の
"PSP"フォルダをPSPのMSのルートms0:/に上書きコピー。
2."PSP"フォルダには"SYSTEM"フォルダが同梱してあり、その中の"config.txt"ファイルを開く。この"config.txt"ファイルを書き換える事で設定を変更する。
---------------------------------------------
nokxploit = true;
この最初の記述は機能1.のFW1.00用の分割してないEBOOT.PBPファイルを起動可能にする設定。文末の"true;が有効無効にするなら"false;"と書き換え。

hidecorrupt = false;
破損ファイルを非表示にする。初期設定は無効"false;"破損ファイルを表示したくなければ"true;"

skiplogo = false;
起動時SCEのロゴ非表示初期設定は無効"false;"SCEのロゴスキップしたいなら"true;"

#autoboot = "ms0:/PSP/GAME/IRSHELL/EBOOT.PBP";
#autoboot = "ms0:/PSP/GAME/DEVHOOK/EBOOT.PBP";
これは起動時に自動実行させるアプリ二つまで登録出来ます。初期設定だと"iR Shell""DEVHOOK"が記述されてます。有効にするなら先頭の#を消せばいい。これが有効だと例えSCEのロゴをスキップしない設定でもSCEのロゴはスキップされ、アプリが起動します。また無効にしたいなら行の先頭の#は削除しない

#loadmodule0 = "ms0:/PSPLINK/psplink.prx"
#loadmodule1 = "blahblah"
#loadmodule2 = "blahblah"
#loadmodule3 = "blahblah"
#loadmodule4 = "blahblah"
#loadmodule5 = "blahblah"
#loadmodule6 = "blahblah"
#loadmodule7 = "blahblah"
#loadmodule8 = "blahblah"
#loadmodule9 = "blahblah"
これらは有効にしたい追加モジュールを指定します。
例えば、DEVHOOK USBがインストールされてるなら
loadmodule0 = "ms0:/dh/kd/modfiles/screenshotbmp.prx"
loadmodule1 = "ms0:/dh/kd/modfiles/usblaunch.prx"
loadmodule2 = "ms0:/dh/kd/modfiles/usbhostfs.prx"
と記述すればDEVHOOKを起動せずにキャプチャ機能やUSB機能が有効になります。ただ、USB機能はあくまでキャプチャ機能に対してみたいです。DEVHOOKを起動せずにHOME + L or Rでのisoファイルの切り替えは出来ませんでした。キャプチャすればDEVHOOKの起動無しでPCに保存されます(PCとPSPはUSBで接続し、PCでusbhostfs.exeを起動しておく事は必要です)。
無効にしたいなら、無効にしたい追加モジュールの行を削除するか、先頭に#を追加すればいいですが行を削除するより、#を記述する、削除する、で切り替えた方が便利です。
書き換えが済んだら上書き保存します。
Cfw_configtxt
この画像はconfig.txtの設定を変更する前と後との比較です。

左・設定前  右・設定変更後
---------------------------------------------
ダウンロードしたファイルを開いた所にも"config.txt"が用意してあります。これをms0:/PSP/SYSTEM/config.txtに上書きコピーしても構いません。
設定内容は
・FW1.00用EBOOT.PBP起動可能
・破損ファイル非表示
・起動時にSCEのロゴをスキップ
・DAXZISO自動起動
・キャプチャ機能有効
・USB機能有効
これで構わなければそのままでいいし、無効にしたい項目は"true"を"false"にすればいいです。もしくは行の先頭に#を追記。
このファイルを見ると"SYSATEM"フォルダの中の"config.txt"は必要ない記述がたくさんあるんだなって思います。こっちの方がスッキリしてて見やすいですね。
Cfw_poc_configtxt
これはonomushi流の設定です。


<CFWの実行>
1.XMBのゲーム→メモリースティックから
Custam Firmware - The proof of co...を起動。
Custam_firmware_the_proof_of_concept


画面が真っ暗になって(お約束?)
Preparation done, Press X to flash the proof of concept at your own risk
というメッセージが表示されたらXボタンを押します。
そしたらすぐに
flashing files... done,
と表示がでてPSPが起動します。XMBが表示されたら成功です一旦再起動して下さい。

SCEのロゴをスキップする設定なら速攻XMBが立ち上がるのでプチ感動です。この間ものの数秒。あっちゅー間です。

中々便利になりましたね。

ちなみにリカバリーモードRボタンを押しながらPSPを起動します。
あらかじめアップデートデータ(FW2.00)(EBOOT.PBP)をms0:/PSP/GAME/UPDATE/の中に保存しといて下さい。必ずFW2.00です。FWをアップデートする事で修復するからです。修復出来るのはCFWをインストールした後の異常に対してです。それに必ず修復出来るとは限りません。
Cfw_poc_recovery_mode
ブルースクリーンですね。
リカバリーはまた別の機会に実行してみます。
リカバリーしてFW2.00にアップデートしちゃったらまたFW1.50へのダウングレードをやんなきゃいけないんで。今回はパス。

ボタンで"index.dat"書き換え。
Xボタンでms0:/PSP/GAME/UPDATE/REBOOT.PBPを実行。
HOMEボタンで終了。
一番上は
STARTボタン押すとUSBを活性化?ちょい理解出来んかった。

<アンインストーラーのインストール>
UnflasherとUNDOとでインストール方法は弱冠違います。どちらをインストールするかは好みでどうぞ。どちらか一方がインストールされていればいいです。
アンインストーラーを実行すると
ms0:PSP/SYSTEM/config.txtが削除されてしまいます。必要ならばconfig.txtをバックアップしときます。

Unflasherの場合…
ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍して出来たフォルダを開き、
1.5_POC_Unflasher/binary/PSP/フォルダを
PSPのMSの
ms0:/に上書きコピー。
PSPのXMBのゲーム→メモリースティックから
Unflasher_poc_firmware
Undo POC Firmware
を選択。

画面が真っ黒になって一瞬文字が写ったと思ったらすぐ消えて、XMBが表示されたら成功です。PSPを再起動します。

Undoの場合…
ダウンロードしたファイルを適当な場所に解凍して出来たフォルダを開き
PSPフォルダを
PSPのMSの
ms0:/に上書きコピー。
PSPのXMBのゲーム→メモリースティックから
Undo
Custam Firmware - UNDO by rossi...
を選択

画面が真っ黒になって
Copying vshmain_real.prx as vshmain.prx.
Copyng files to buffers...

Preparation done, Press X to DELETE flash the proof of concept at your own risk
と表示されたらXボタンを押します。
flashing files... done,
と表示されXMBに戻ります。戻ったら成功です。PSPを再起動します。


記事を書き終える直前に発見したんですが、PSP徹底活用さんトコですでにCFWの解説されてました。ページが増えてる事に気づかなかった…。一生懸命翻訳したのに…。そちらも参考にしてみて下さい。もっと詳しく解説されてます。

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コメント

カスタムファーム 3.02 oe-b をインストールしたのですが、アンインストールしたいです。ですが、上のソフトがうまく作動しないのですが・・・

投稿: 初心者 | 2007年1月17日 (水) 03時35分

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